感動創造研究所は、「感動の価値とはなにか？」「感動を創造する、とはどういうことか？」を事業ミッションの一つとして、活動を続けています。

そして、そのことにかかわる世の中のさまざまな知見を集め、「感動創造事始」として、弊所ホームページに掲載し、2010 年8 月に「感動のハナシ」のタイトルで小冊子にまとめ発刊いたしました。

翌2011年3月11日、日本と世界を揺るがす未曽有の大事変、「東日本大震災」と「福島第一原子力発電所事故」が発生し、社会に大きな衝撃が走りました。しかしそれは動揺だけにとどまらず、多くの人たちがつながりと絆の大切さを確認し合い、これからの社会のありようを再考して、進むべき望ましい未来へ向け共に建設していく意思を固め行動する大きな契機ともなりました。

こうした社会の新たなうねりをあらためて見すえ、人びとの「感動」を基点とした「共感」による社会的な力を、多角的に捉え、それらに関するさまざまな知見や事象を取り上げ、【感動のチカラ】としてまとめ発刊いたしました。

できるだけ簡潔に、私たちの想いをお伝えしようと、一気に読みきれる41ページの小冊子としました。"感動"という切り口で一つのストーリー化した冊子は、他には無いと思います。この小冊子【感動のチカラ】によって、「感動価値」にあらためて"気づきを持って頂ければ幸いです。